映画賞レースは始まったばかり…とは言え、往年のミュージカル映画の名作のスタイルを取りこみ、ロサンゼルスのショービズの世界にオマージュを捧げた…という、どこからも文句の出ない内容の「ラ・ラ・ランド」(北米12月9日限定公開)が、来春の第89回アカデミー賞を席巻して、自分自身も最優秀主演女優賞に輝くことが現時点では期待されているエマにとっては…、
北米での12月2日限定公開の封切りが緊急に決まった伝記映画「ジャッキー」のナタリー・ポートマンと、「20世紀の女たち」(北米12月25日限定公開)のアネット・ベニングの共に演技派の2人の追い上げが脅威なわけですが、しかし、すでに今夏のヴェネツィア国際映画祭で争った前者には勝利し、最優秀女優賞を獲得してしまった実績を踏まえると、次回のオスカーの華の最優秀主演女優賞の争奪は、エマ VS.アネット・ベニングの一騎打ちに絞られていくのかも…?!、さて、お笑いマドンナの若いエマは、自分よりベテランの演技派女優たちの追撃をかわして、逃げ切ることができるのか?!、映画賞レースの進展をお楽しみに…!!